2016/11/13

2016ツールドおきなわ100kmU39 16位

いよいよやってきました、ツールドおきなわ。

去年は4位で悔しい思いをしたので、この日の為に一年頑張ってきました。
去年は登坂が酸欠でかなり苦しかったので、とにかく乗り込む事に。
1年で29,000km、月平均2,400km。元の能力が平均以下なのでここは努力でカバー。笑
心肺機能と一日辺りの回復量がかなり上昇しました。
体重は去年62kg→59kgのマイナス3kg
FTPは推測250W→270Wの20Wアップ
当然登りに関しては前年比別人、5倍20分やっても脚終わりません。
もちろん優勝目指して。

当日3時半起床、朝食は米のみ。
レース中の補給でボトル1本700mlに
デキストリン70g+BCAA5g+トップスピードのミネラルタブレット
を溶かす。これを3本用意。
1本あたり300kcalあるのでドリンクのみでいけます。
バックポケットには念のため小型のジェルを3つぐらい用意。
レーススタート2分前
用意していたボトルの1本を一気飲み。空のボトルをバックポケットへ。
去年ボトル2本で脱水で痛い目あったのでレース前に1本飲めば実質3本補給した事になるという考え。笑

レーススタート
今年は一緒に頑張ってきた井上さんと2名で。
脚質、力共に近い感じでかなり楽しみ。
まずはオクの登り。
260Wぐらいで上げ下げ無く淡々と、という感じ。
頂上のアップダウン区間でたまに350Wぐらい突入。
呼吸荒れる事なく、ノーダメージで通過。
フクガワまでの海岸線は集団半ばでまったりと180Wぐらい、
前方でふらつく人がいたりとちょっと危険なサイクリング。
去年は集団前方でガチャガチャやってました。

フクガワの登り
去年と比べるとかなり穏やか。
去年は数名が何度もアタックしたので始めの5分はかなりハイペースでしたが
300W行かないぐらいで淡々と。
微妙なアップダウンがあるので緩やかな区間では230W、勾配がキツくなると350Wという感じ。
一定で登ればもっと楽なのになーと思いながら登る。
淡々と登り頂上へ。呼吸は楽で、全然キツくない感じでクリア。
しかし、4名ほど世間話しながら登ってたのでこの人たちは自分より間違いなく強いと、チェックリストへ。
※後半やはりレースを作ってました


フクガワピーク。シクロワイアードより。

フクガワの下り
チームメイトの井上さんといつもの練習通り安全な感じで下ると、
後続こなくて二人で抜け出す感じに。
先導バイクも追い越してしまう。

140、210用の補給地点
100の先頭集団でボトル取る人がいて守って欲しいなーと思いながら通過。
しかも、その後ボトルをポイポイ捨ててモラル疑う…。素晴らしい自然に。誰が拾うんかい。

学校坂
アップダウンをしながら230UPぐらいする区間。
去年はここで既に脚攣りの前兆があったので慎重に登る。
長い登りは全然楽だけど、短い登りは330~400Wという感じ。
登り終えて余裕あり。去年と全然違う。笑
が、攣りチェックで脚をピンと伸ばしてみると四頭筋に違和感。すごい楽なのになんで?
とりあえず水分補給をする。

タカエの下り区間
海岸沿いに出るまでアップダウンを繰り返しながら下る区間。
やはり短い登りが300~450W
下りきると完全に脚攣りの症状が。しかも去年より症状がひどい・・・。
常に呼吸は楽なのに何故って感じ。
70km地点の補給所ではアタックを警戒して前方で登る。水を1本受け取る。
ここで水1本とボトル半分。やばい、足らないかも。

ハネジまでのアップダウン
1分×2、4分×1、3分×1の登坂がある。
有力選手であるリンク東北の半澤選手が登坂区間の斜度がある箇所を350~400Wで登る。
足攣りでダンシングできず、誤魔化しながら登る。
一人だけ強すぎる・・・。皆張り付くが、全員つぎ切れを起こし半澤選手が抜け出す形に。
集団は25名ほどか?かなり多い。

ハネジダムへ
皆辛そう。集団はペースも上がらず300Wぐらいで淡々と。
呼吸は楽だが、脚が攣るのでそれ以上げれずという感じ。
ここで2名抜け出すが、集団が10名程いたのであえて追わず。

ハネジ登り終えのアップダウン
一人がかなり元気よく、短い登坂を350Wぐらいでクリアしていく。
なんとか誤魔化しながら付いていく。
寒気と鳥肌が収まらず、訳わからん感じに。
明らかに脱水だが、既に水切れ。
下り区間はペース上がらず、皆瀕死の様子。
そのままイオン坂へ。
脚がロックしてペースダウン、集団から遅れる・・・。

あとは淡々と走ってゴール。
16位
ただただ力不足でした。

敗因は
ツールドおきなわは登りレースだ!と思い込み、
登坂練ばかりやりすぎてただのクライマーになってしまった事。
対策練が300W登坂ばかりで筋肉の繰り返し力が去年以下。
脱水対策が甘かった事。
ただ、心肺能力があがるとかなり楽に走れることは収穫でした。
課題は明確になったので、練習あるのみですね。

応援していただいた皆さん、練習に付き合ってくれた井上さん、チームメイトのみんな、そして家族。
ありがとうございました。