2015/11/08

2015ツールドおきなわ U39 100km 4位

沖縄行く前の日

機材の最終チェック中、カンパ左コントロールレバーのプーリが壊れる。
嫌な汗が出ましたが、チームメイトの外村さんの予備を使ってギリギリ復帰。
外村さんがいなかったら途方に暮れてました。ありがとうございます。
レース中じゃなくて良かったです。ツイてる!
嫌な予感がしたのでタイヤにシーラントも多めで。

レース前日

朝食時にホテルで色んな方に声をかけ、レース会場へのタクシー乗り合わせを依頼。
朝四時半に嫁に送ってもらう予定でしたが、乗り合わせ出来る方発見。ツイてる!
team50%の方、大変お世話になりました。

受付でチームメイトの井上さんと合流。
応援をするために沖縄まで来て頂きました。感謝。
受付を済ませ、自転車を受付に預ける。
補償なしトラックいっき積み、有償ダンボール梱包が選択できるが、保証無しを選択。
※翌日、レース会場で積み下ろしを見ましたが。見事にトラック内で落車状態。笑
でも自転車に傷はありませんでした。

試走なし、下見無しで家族で沖縄を満喫。
海がステキすぎます。
あっ、釣りもしましたが、異常なし。笑

レース当日

前日21時台に布団に入る。
寝れない・・・。
・・・
優勝宣言したので、プレッシャー。弱し。笑
寝れずに1時過ぎたのは確認。
3時間寝て4時10分起床。
寝不足で心拍高め、不安になる。
※サコッシュの貴珍満殿に持久系のスポーツは
パフォーマンスに影響を与えないという事を聞いて、めっちゃ安心する。笑

レース開始

予定時間かなり遅れてスタート。


いきなりオクの登坂。
登坂の半分ぐらいまでパレードスタート。先導車がいるため、ペース遅め。
でも感覚的には200W後半。(体重62kg)
結構呼吸が乱れます。
若干の逃げが出来たので下り区間でローテして潰します。

その後海沿いの平坦20km
特に逃げも無く、サイクリングペース(40km/h前後)で進む。
集団内は全然踏まなくても進むのでとても楽。

難関となる、フクガワの登坂。
集団を絞りたい数人が序盤からあげます。
登りは苦手で、結構というかかなりキツイ。呼吸困難寸前。
後でパラボラの加藤選手に聞いたら体重同じくらいで320Wペース18分。
結構ギリギリでした。自分の場合、300W以上は四頭筋使わないと登れないので脚に大ダメージ。
脚に違和感ありで攣りの予感。
なかなかのハイペースだったので登りのピークで350名は9名に絞られる。


登坂のピークでチームメイトの井上さんから応援を頂き、めちゃめちゃ気合いが入る。
※この後ゴールでも井上さんの応援。どうやって移動した?笑

下りも頑張って9名で逃げる。
ここで最高速86.3km/hをマーク。実はコンパクトクランク50T。笑
コーナリングでビビった前の選手がふらつく、まだ死ぬには早すぎる。

フクガワを下ってすぐ、タカエの登坂。ペースは300W程度か?
獲得標高200ちょっと、フクガワのダメージが抜けておらず結構キツイ。
登ってると第二集団合流で集団は30名ほど?頑張ったのにショック・・・。

タカエの下り区間はアップダウンをかなり含む。
ペースはあまり上がらず、登りも楽だが地味に脚に来る・・・。
途中スプリントポイントがいきなり出現。笑
誰も掛ける事も無く、行けばよかったーとの声が周囲で。笑

下りきって海沿いへ。
地味にアップダウン。
皆脚の攣りが始まった様子。

途中登坂区間で、一度きりの補給ポイント。
ボトル2本消費済みで、熱中症なりかけ。
厚めの生地のワンピース、かなり失敗・・・。
水ボトルを2本受け取り、一本すぐに飲み切る。
補給ポイントでもたもたしていたら集団が分裂。
ヤバイ、かなり踏んでなんとか追いつく。めっちゃキツイ。
補給ポイントで集団は半分ぐらい減ったのか?15名程に。

そうこうしているうちに1名がスルスルとぬけ出す。
単独なので集団は泳がせる事に。
しかし、30秒差との情報。
ヤバイと思い、前を牽く。
3名ぐらいで。笑
皆脚が攣ってるので全然ローテ回らない。笑
全員に声をかける。
「一人3秒でローテしましょう!」
すると集団が機能しだして、一気にペースアップ。
いい感じ。
結果ハネジダムの前で逃げを捕まえる。
楽しい。が、脚が攣る。笑

勝負所であるハネジダムの登坂に突入。
斜度は2%から始まり、5%程に。
登り始め即、足攣り組が千切れて
集団は10名以下に。

ここでチームメイトこーやの先輩である国富選手が強烈なアタック。脚が攣るので反応出来ない!涙
国富選手、3名を引き連れて行く。


350W以上で踏んでいるが届かない・・・。かなりキツイ。
パラボラ加藤選手と追う。
登りのピーク付近でタレた国富選手が戻ってくる。

ここで3名の逃げが出来る。
国富選手、パラボラの加藤選手、自分の3人で協調し、3名の逃げを追う。残り8km!
「下りで踏みましょう!」
「必ず追いつきます、頑張りましょう!」
「もうダメなんで2名で行って下さい!」
「全員でゴールしましょう!」
様々な蒸し暑い会話が繰り広げられる。笑
3人限界ギリギリでローテ。脚も完全に合いかなり速いペース。

しかし、30秒差が縮まらない。1秒も。
逃げも強調して全力で踏んでいる様子。
牽制が入れば・・・。

諦めずに踏む。
残り2km
1km
追いつかない!

「だめでしたね」
「ありがとうございました!」
「力不足ですみません」
お互いの健闘をたたえながら、最終コーナーへ。

脚が攣ってシッティングでスプリント。笑
なんとか頭をとって4位ゴール。

※写真はシクロワイアードより


出し尽くしました。

追った3名皆で握手。
レース後はノーサイドで写真をパシャリ。
男の友情が芽生える。笑


コーヤの先輩である国富選手。めっちゃ良い男。笑


同じ九州でいつもお世話になってるチームであるパラボラの加藤選手。登り強すぎ。
実は今年の全日本TT17位の猛者でした。イナーメ高岡さんより上位。笑

悔しく、とても良いレースでした。ツールドおきなわ。

応援して頂いた皆さん、ありがとうございました。
そしてすみませんでした。

また練習を頑張って、もっと強くなって、獲りたいと思います。

※レース翌日、熱を出して2日間沖縄で寝込む。笑
これまた、レース後で良かった・・・。

使用機材
YONEX CARBONEX