しっかり乗った後の「プロペルSL+CADEXウルトラ」のインプレッションです。
■平坦
普通。ホイールの外周が軽いので伸びる感じでは無く、空力で稼いでる感じ。旧マドンと比べるとペダリングの上死点付近で若干スコンと抜ける感じがあり、雑に踏んでも進むみたいな感じではない。
トルクを掛けて丁寧に回せば進む。
■下り
最近の速いフレームといった感じ。ホイールの空力もかなり良さそう。ジオメトリも王道で曲がりやすい。
■登り
くっそ速い。登りに入ったとたん掛かりまくる。
ペダリングの4時~下死点付近でグン!と進む感じ。今までのバイクはフレームとホイールはどんだけエネルギーを奪われていたんだと。
おそらく、フレームの剛性とカーボンの高弾性による物だと思われる。
■ダンシング
とにかく気持ちいい。
■アタック
くっそ速い。
■スプリント
初速が鬼。フロント周りの高剛性、フレームの高弾性が効いているっぽい。
スプリントの後半では身体が負けるので、体重を使って低回転でトルク出すといい感じ。
■振動吸収性
スパルタンすぎる。手が痺れるのバイクは初めて。アルミステムは絶対におすすめしない。
メーカー保証対象外となるが、非凡なスピード系な一体型ハンドルに変えると解決しそう。
リアはサドルである程度吸収出来るので我慢出来るレベル。
マドンISOスピードのように荒れた路面でガシガシ踏めない。
■どういう人向け?
クライマー、パンチャーに最適。
ロングライド不向き。ブルベ最悪。
ヒルクライムレースではかなりのアドバンテージ。
立ち上がりを重視するクリテリウムでは武器になる。
ゴール手前で捲るような戦略に強い。