内容はそこまで深くなく、靴に関する当たり前で基本的な事が書いてありました。
良い靴とは高いブランドの靴ではなく、自分に合った上質な靴を大事に履き続けた靴の事。
一流の人とはきっちり、マメ、物を大事にする、気づかいなど、ビジネスを成功させる要素があり、つまりそれが足元に現れるという事。
つま先が汚れ、かかとがすり減った靴を見てどう思うだろう。だらしない、適当、雑な性格が容易に想像出来る。
場に合ってない靴はどうだろう。空気読めない人だなと思ってしまう。
「足元を見る」とはそういう事だろう。
一足を大事に履き続け、面倒なメンテナンスを怠らず、こまめにすり減った踵を交換し、ピカピカに磨かれた靴を履いている人はそりゃ仕事も出来そうですよね。
紐靴は面倒くさがらずに毎回緩めて、履くときは靴べらを必ず使え。外出時は携帯靴べらをポケットに。これが出来る人は相当マメでしょう。見習いたい。
メラビアンの法則も初めて知った。人の第一印象は3〜5秒で決まり、その決定情報の55%が見た目からと言う。身なりは大事ですね。
靴はこの3つをオススメしていた。
黒の内羽式フルブローグ
黒かこげ茶の外羽根式プレーントゥ
スコッチグレインレザーのカントリーシューズ
意外にも定番の内羽キャップトゥ文化は日本特有らしい。
やオススメはイギリス製。永く履けるように作られていて、何度も靴底を交換できるグッドイヤーウェルト製法が良いらしい。
サイズ、木型の選び方や、20年履き続ける為のメンテナンス方法について書かれていた。
革靴については全然詳しくなかったので勉強になりました。