著者は心理学に精通したアスリートのメンタルコーチ。
論文を小出しした科学的な側面からの考察が勉強になりました。
ほんとどの本にも書いてるけど、「結果」よりも「成長」に目を向けていないと結果を残す選手にななれないんだなと。本当に強い選手は勝敗にいちいち一喜一憂していない。
・体操の池谷選手、能力の低い人は自分のレベル、他人のスキルを正しく評価できず、自分を過大評価する。
・本物の意欲を湧き出させる為には、他社との比較ではなく自分との比較に目を向けることが大切。
・サーフィンの有名なコーチが2つのQとして「Not Quantity.Quality is important」量よりも質が大事だぞと
・トッププレーヤーを30年以上科学的に研究し、その共通点が「限界的練習法」
1.具体的な目標を立てる
2.意識して練習する
3.フィードバック
4.つねに現在の能力を上回る課題に挑戦しつづける
5.効果的な練習方法を知る人が監督する
・一流は変化を嫌わない
・上手くいった理由を勘違いしない。成功体験の誤学習に至らないように気を付ける。