2023/11/12

ツールドおきなわ140kmマスターズ 優勝 ギンリンワンツー


初めての140km。対策的には心肺能力無視で攣り対策メインで練習を重ねました。サイスポな福田さんのトレーニング指導も受け、身体の使い方も改善。さらに後半に強い身体に。
これがかなり効きました、自分でもびっくり。

トレーニングは一旦ピークまで上がってしまい、仕切り直しして二度目のピークに上げるも調子維持できず。謎に心臓の調子が良くない。
レース前のベンチマークは4分30秒336Wでがっかり。体感FTP270W 4.39倍
1度目のピークはFTP285Wはあった感じで、少しミスるとすぐに落ちる。年齢重ねるにつれ丁寧なピーキングが必要だなと再認識。

ピークCTLは145まで上げて当日CTL133。


レース当日。一ヶ月ぐらい前から治らない気管支炎がレース3日前に症状ピークとなり、めちゃくちゃ焦る。が、レース当日は雨!湿度が高いと大丈夫なので、今回は天候が味方してくれました。

早朝、謎の頭痛と体温上昇でこのタイミングで風邪!?鎮痛剤を飲む。今考えたら何だったのだろう。

朝食は米300gに納豆。
レース1時間前に米150g。
40分前にリポD。
これが個人的に心臓に効く。笑

天候は雨。気温は20℃、ここまで寒いツールドおきなわは初めて。
装備は長袖インナーに半袖ワンピ。
長いレースなので冬用厚手の靴下。これも後半の足裏ダメージに効く対策。

補給は羊羹が合わなくなってしまったので、井村屋の塩ぷる。


1個37kcalで結果22個。
塩ぷる小分けすぎるので改善して欲しいです。笑
ゲップが出てたので合うのかは少し疑問だけど、燃料切れにはならず。レース後の胃もたれ若干あり。
+セブンのレモンわらび餅1個。
水は粉飴をボトル1本あたり60gを混ぜたもの×2
+補給で受け取ったポカリ×2で少し余るぐらい。

機材はマドン、コメットにGP5000S TR。
空気圧フロント4.8bar リア5bar。圧下げすぎもグリップしないのでこんなもんかな。
安全に走れば雨でも特にスリップなし。
ノーチューブスのシーラントは50gずつ入れました。過剰なパンク対策も実力のうち。パンクしても絶対止めるつもり。
チェーンオイルはいつものこれ。
3度塗りで油膜切れなし。


レース展開は圧倒的な方不在で、皆で淡々と進む感じ。逃げたい人は数名のみ。強かったのは。
1004 BONDS静岡山本さん
1012 SBC山本さん
1007 セレクシオンHKD横山さん

全アタック、一つ残らず潰させて頂きました。一番有利な集団ゴールに持ち込むしか勝ちは無いと判断。他レースでも集団ゴールは140マスターズだけじゃなかったかな。悪天候は心理的に消極的になるので逃げが決まりやすい。

レース前、深堀さんと逃げましょーか!と言ってたけど、自分が逃げるとめちゃ追ってくるので逃げプランは早々に諦め。

各区間

ヨナの登坂1回目


18分15秒271W 体重61.5kg4.4倍
攻撃無く淡々となのに、先頭で激しく息切れしてるの自分だけ…。
調子悪すぎ、結構キツくて今日ヤバイぞ。

ヨナ下り
めちゃくちゃ安全マージン取って下ると後ろ見えなくなる。やっぱ上手いのはチームメイトの井上さん。それでもめちゃくちゃゆっくり下ってる感じで安心できる。

奥までのアップダウン
登坂6倍未満、アタック無し淡々と。

10分19秒250W
ここでもめちゃ息切れしてるの俺だけ?笑
アタック無さそうなので降りながら登って、下りで先頭へ。

ヨナまでの海岸線。
こちらもまったり。マスターズは平和で良いです。スルスルーと抜け出すも、めちゃ追われてやはり逃げは決めれないなと悟る。

ヨナ登坂2回目
18分28秒264W
湾岸の佐久間さん一本引き。めちゃ強い。
ゆるいペースなのに、もーめちゃくちゃキツイ。あかんやん今日。
後方から聞こえるのは荒れた息ではなく、世間ばなし、余裕あって良いですね。
精神ダメージ大。クソが。

ヨナ下り2回目
1004山本さんがKOMでかっ飛んでいったので下り先頭で捕まえに行くと、いつのまにか後ろにいました。いつ抜いたんだ?
中腹で後方から大きめの落車音。5台ぐらい巻き込まれてそう?集団で下るのはリスキーすぎるので基本3番手以内でコーナーはライン微妙に外して下る。もちろん前がコケても避けれる位置でリスク管理は徹底的に。

学校坂
6分4秒290W
1004山本さんが入りのみ上げるも、後半緩んで助かる。

アリメの登りまでのアップダウン
山本さんが入りで上げてすぐ失速する感じで特に展開なく。プチアタック含め、全て自分が潰す。入りだけ上がるのでトータルパワーはかなり低い。


羽地前の勝負所となるアリメの登坂。
4分32秒293W
1007横山さんの攻撃が本格的に始まる。
脚がまあまあ厳しく、もう少しで攣りが始まりそうな兆候だけど、いつもと比べるとだいぶ余裕。しかし、横山さんめちゃくちゃつえー!山本さんは動き過ぎてかなり弱ってる感じ。

羽地までの平坦。
皆、羽地勝負へ切り替えてて150Wぐらいのサイクリング。平坦で謎に攣りが始まるが、全身な攣りなので電解質?水飲んだら治まった。
少し逃げるもしっかり追ってきたので、やっぱり逃げるの無理。

羽地ダム登坂
脚も回復、まあ皆弱ってそうだし大丈夫でしょうと挑む。これを乗り切るとスプリントとなり、勝率がグッと上がる。

1007横山さんが5倍ぐらいで淡々と先頭を引く。拍子抜けしながらトンネルまで到達してしまう。皆死んでたのかトンネルで5名となる。



が、緩んだ途端!
シードゼッケンではない隠し玉の選手がブチ上げる。誰!?竹芝の猶原さん?ノーマーク選手で強すぎんか!
今日イチ強力で今日イチしんどいアタック、呼吸キツすぎ状態でケツにピッタリ着いて引いて頂く。ここで1007横山さん千切れ、4名となる。うち、2名はギンリン。一番のライバルはやはりチームメイトか…。

データは淡々と300Wで登坂、450W12秒アタック。


脚は攣りなし、もーこれは頂きましたわと下りへ。と、油断してると下り終わりで後ろからアタック気味な1007横山さん追走集団にぶち抜かれる。すぐにチェック。そのまま7名で最後の交差点へ。なんと、スプリント平坦に入って脚が攣り出す。笑
なんで時間差で攣るのー!もうスプリントなんですけど。

ゴールが見えてきた!なんと、誰も出ない。笑
スプリント慣れしてないのか?と1番良いタイミングで先行。シッティング全力!攣っててダメだー!

と、思ってたら誰も出てこなくてそのままゴール!なんとギンリンワンツーフィニッシュ!
井上さんとおきなわワンツー獲りましょうと何年前から言ってたっけ?


ジャージ、筋トレで肥大した胸周りがキツくて開けっ放し忘れてた…。






皆さまありがとうございました。

走行データ

3時間56分NP236W3.83倍


データ的にも調子絶不調。