2019/06/17

読書感想「ゼロ・トゥ・ワン-君はゼロから何を生み出せるか」

ピーターティールについて書かれた「世界を手にした反逆の起業家の野望」が面白かったので、読んでみました。
この本は、ティールがスタンフォード大学で行われた「起業に関する講義」がまとめられたブログ?があまりにも評判で、その内容を元に書かれている。まとめのまとめ的な。

こんな内容の本。

競争は損失しか生み出さず、独占こそ最大の利益を生み出す。
独占とは「正しいが、それを知る人はほとんどいない事」をビジネスとする事。
流行に乗ったり、差別化の無い必需品ビジネスを行ってはいけない。
ライバルより10倍優れた製品でなければならない。

面白かったのはこの考え方。

ほとんどのビジネス書では、成功とは努力を続けていたら”運”に当たって成功する。
だから努力を続けなさい。と、書いてある。
しかし、ティールの考え方は違う。
成功とは、成功するべくして成功するという考え方。
事実、ティールは成功する会社を見抜き、エンジェル投資家としても凄まじいリターンを得ている。

まずは創業メンバーの重要性。
成功するスタートアップメンバーは給与や福利厚生を気にしない変態集団かどうかが重要と書かれている。チームが一丸となって同じ目標に進んでいる事が重要。
ペイパルマフィアと呼ばれた、天才創業家集団は、6人中4人高校時代に爆弾を作っていた。
自分も中学時代に爆弾を作って遊んでいたのを思い出した。若気の至りで男子なら作りたくなるよね?笑 今の会社を創業時も、とにかく目標に向かって努力するのみで、手取り10万円以下で、役場から生きてますかハガキた届いた事は良い思い出。(取っておけば良かった)

創業者の力ももちろん重要だ。
非凡であり、独断で物事を判断する力が必要とされている。
「正しいが、それを知る人はほとんどいない事」を実行するには独断力が必要。
例として、一度アップルから追放されたジョブス。
ジョブスが抜けたアップルは非凡でないエリート経営軍団により廃業しかける。
そこでジョブスが復帰し、立て直した。というエピソードも。

もっと色んな事が書かれていて、とても楽しく読めましたし、勉強になりました。
これは良書。